学園のチャイムが鳴って、皆一斉に帰り始める。
宿題も出して、先生からいろいろな話を聞いて
初めての夏休みは終わり、新学期が始まった。
「…ん~、夏休み挟むと…随分久し振りに感じるなぁ♪」
「そうですよね…夏休みの間も皆一緒だったので、違和感はありませんが♪」
姉妹仲良く帰路へ歩き、暫くして八尾は結社へ行くので駅前でいったんお別れ。
「それじゃあ、行ってきます姉様…♪」
「ん、行ってらっしゃいやぁ…。」
手を振って妹を見送り、そのまま帰る。
蜘糸ビル…蜘蛛糸商会こそ自分(ようこ)の家であり結社なのは恐らく
このお話を読んでいる人達には当たり前の事だと思う。
そこでの生活こそが今の自分を形作り、自分が銀誓館学園能力者である理由のなのだ…
今日から、またいつも通りの生活が始まる…
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